スピードコントロールモータ
ACモータに速度フィードバック用レートジェネレータを搭載し、専用回路と組み合わせる事で、無調整で簡単に速度制御を可能にした商品です。
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概要
インダクションモータやレバーシブルモータに、速度検出用のレートジェネレータ(交流発電機)を組み付けたモータが、ACスピードコントロールモータです。専用の制御回路(スピードコントローラ)と組み合わせて、速度を変えることができます。 豊富なラインアップを取り揃え、ACモータ感覚で手軽にお使いいただけます。
ダイヤルで速度を簡単設定できるUS2シリーズ と PLCとの組合せで豊富な機能を持つデジタル設定のDSCシリーズがあります。
システム構成
速度を検出するためのレートジェネレータ(交流発電機)を組み付けたモータと、スピードコントローラ(制御回路)を組み合わせて駆動します。 速度設定器や外部直流電圧などを利用して、モータの回転速度を設定します。
構造
ACスピードコントロールモータは、モータ後部にレートジェネレータ(交流発電機)を組み付けています。 レートジェネレータからのフィードバック信号と、設定速度をスピードコントローラで比較し、モータの回転速度を調整します。
制御ブロック図
スピードコントローラの速度制御部では、モータに組み付けたレートジェネレータからの速度フィードバック信号と、速度設定器などで設定された速度指令信号を比較します。 この比較結果を電圧制御部に送ります。電圧制御部では、モータに印加する電圧を調整し、モータの回転速度を制御します。
回転速度ートルク特性
ACスピードコントロールモータは、下図のように使用限界線(①)の下側であれば、定格運転※ができます。 設定した回転速度に対して負荷トルクが変化すると、速度も変化します。各設定速度に対する速度の変化は、特性図内の縦の線(②)で表します。 ※ インダクションモータは連続定格、レバーシブルモータは30分定格です。