No.29 AZXシリーズ用データ設定パネル登場 パソコンいらずで現場での設定やモニタが可能
AZXシリーズ用データ設定パネル: V4114T-AZX の登場 |
現場からこんな声はありませんか?
・現場へのパソコンの持ち込みは不便。パソコン以外で設定や動作のモニタを行いたい
・タッチパネルを使ってみたいが画面の設定(作画)ができない
・とにかく早く耐久試験(寿命試験)を始めたいので簡単に装置を作りたい
▼AZシリーズ用データ設定パネル
- オリエンタルモーター製サーボモーターAZXシリーズを簡単に設定、操作できるタッチパネルです。
- 運転画面、モニタ画面、パラメータ画面があらかじめ構築されているため、AZXシリーズに
- 接続するだけで、すぐにモーターを動かすことができます。パソコンを持ち込まずに現場で
- 設定や動作のモニタを行いたいお客様におすすめです。
αSTEP AZシリーズ用のデータ設定パネル「V4116T-AZ」はコチラ>>
システム構成
AZXシリーズのドライバとV4114T-AZXとはLANケーブルで接続します。
V4114T-AZXにはDC24V電源が必要です。
AZシリーズ EtherNet/IPも接続可能
AZXシリーズは最大4台、AZシリーズは最大4台まで接続可能。
AZXシリーズとAZシリーズを混在して8台まで使用できます。
接続機器選択画面 |
運転データ、パラメータの設定・変更ができます
AZXシリーズはパソコンに接続してデータ設定する商品ですが、この設定パネルがあればパソコンとつながなくても
運転データ、パラメータの設定・変更が簡単におこなえます。
運転データの設定画面 | パラメータ設定画面 |
モータ、ドライバ状態のモニタを確認できます
この設定パネルがあれば、ドライバに格納されているモータ情報より、現在位置・運転速度・トルク値・
モータ温度・アラーム履歴などを表示させることで、モータの状態監視ができます。
ステータスモニタ | アラームモニタ |
直動機構、回転機構で便利なmm、deg表示
スライダやロータリアクチュエータを使用した場合、電子ギヤやリードなどのパラメータを設定すると、位置などの単位を「step」から「mm」「deg」に変換して表示することができます。
Stepでの設定画面 | mmでの設定画面(電動スライダでの設定に便利) | degでの設定画面(ローラードライブでの設定に便利) |
※mm、deg設定をする場合はMEXE02で「ユーザー単位系設定ウィザード」での設定と、「パラメータ」-「モーター・機構(座標/JOG/原点復帰)設定」ー「機構形状」をmmまたはdegに設定してください。
タッチパネルでモーターを動かすことができます
装置の立ち上げ時など、上位機器側の準備ができていない状態でも、この設定パネルがあればパソコンを使わずに手元で1軸ずつ試運転できます。
位置決め運転 | 連続運転、ティーチング運転 |
日本語と英語の切り替えができます
日本語と英語の切り替え機能がついています。
海外で特に英語圏で使用するときに便利な機能です。
運転データ(営業表記) |
寿命試験(耐久試験)にベストマッチ
AZXシリーズはαSTEP AZシリーズの使い方を踏襲した製品です。
往復運転や定寸送りなどの簡単な動作であれば上位コントローラが不要です。
V4114T-AZXとの組み合わせで、たとえば寿命試験などでシンプルなシステムが構築できます。
動画の例はAZシリーズでの1億回の往復運転の設定手順です。
AZXシリーズも同様の設定で運転ができます。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
仕様
関連商品
データ設定パネル用BOXキット
データ設定パネル用のBOXキットです。 お客様組付けによりペンダントのように使用していただけます。
V4114T-AZX、LANケーブル、DC24V電源用ケーブルを用意していただき、BOXに組み込んで使用できます。
※DC24V電源用ケーブルは、3芯Φ3-7mmで、外部電源に接続をしてください。 電源容量0.2A です。