オリエンタルモーター αSTEP(アルファステップ)AZシリーズ
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【特徴】
●ロボットコントローラ対応
●ABZOセンサを搭載し、バッテリ不要のアブソリュートシステムを実現
●外部センサ不要
●選べるドライバタイプ
・パルス列入力タイプ
・位置決め機能内蔵タイプ
位置決め機能内蔵ドライバの使いこなし⋙
・RS-485通信付きパルス列入力タイプ
・ネットワーク対応 ・多軸ドライバ ・miniドライバ
特徴
新開発ABZOセンサ
小型・低コストの、バッテリレスの機械式アブソリュートセンサを開発しました(特許取得)。 生産性の向上やコスト削減に貢献します。
モータ、ドライバともに、お求めやすい価格です。
●定価 62,000円~ (DC電源入力 パルス列入力タイプ/モータ、ドライバ、ケーブルを合わせた価格)
●機械式センサ : ABZOセンサは、時計の針に相当する歯車を複数搭載する機械式センサです。
個々の歯車の角度を認識することで位置情報を検出するためバッテリが不要です。
●多回転アブソリュートセンサ : 基準となる原点から、モータ軸で±900回転(1800回転分)の絶対位置が検出可能です。
※ 取付角寸法20mm、28mm(30mm)は±450回転(900回転分)です。
●原点の設定方法: ドライバ前面のスイッチを押すことで簡単に原点を設定できます。原点位置は、ABZOセンサに保存されます。
手動スイッチだけでなく、サポートソフト MEXE02や外部入力信号からの原点設定も可能です。
ステッピングモータ+アブソセンサを組み合わせたクローズドモータは、こんなにも超高速運転が可能です。↓
外部センサ不要
アブソリュートシステムのため、原点センサ、リミットセンサなどの外部センサは不要です。
●高速原点復帰+原点復帰精度の向上
ABZOセンサなら、原点センサ無しで原点復帰ができます。センサの感度を気にせず、高速の原点復帰を実現し、マシンサイクルを短縮します。
同時に、センサの感度による原点位置のバラつきが起こらなくなります。原点の精度を向上できます。
●コストダウン
ABZOセンサなら、外部センサにかかる費用や、配線に関する費用がかかりません。システム全体をコストダウンします。
●装置設計の自由度が向上
ABZOセンサなら、外部センサの設置や配線に必要だったスペースを節約できます。装置設計の自由度を向上させます。
●外部センサ誤動作の影響をうけない
ABZOセンサなら、金属加工で金属片が舞う環境下や、オイルミストが舞う環境下などで起こりうる、外部センサの誤動作や故障、断線が発生しません。
原点位置の設定だけでなく、ソフトウェアリミットの設定も可能です。限界値を超える動作を防ぎます。
バッテリレス
ABZOセンサは、バッテリ不要の、機械式センサです。位置情報を機械的に管理します。
●位置情報を保持
位置決め運転中に電源が遮断されたり、モータ/ドライバ間のケーブルが外されても、位置情報を保持します。
位置決め機能内蔵タイプの場合、生産ラインでの非常停止や停電からの復旧の際、原点復帰をせずに位置決め運転を再開できます。
位置情報は、ABZOセンサ(モータ側)に記憶されるため、モータを交換する場合は、原点の再設定が必要です。
位置情報を保持 次のような場合に有効です。
・ 複数軸を管理していて、原点復帰シーケンスを組むことが困難な場合
・ 作業中のワークを取り除くことが難しく、継続して動作をおこないたい場合
・ 原点復帰時間をなくしたい場合
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●メンテナンスの削減
ABZOセンサなら、バッテリの交換が不要です。メンテナンスの手間やコストを削減します。
メンテナンスの削減 ドライバ設置の自由度が向上 ABZOセンサなら、バッテリの設置や配線に必要だったスペースを節約できます。
ドライバ設置場所の制約がなく、制御盤等のレイアウト設計の自由度を向上させます。
●海外輸送も安心
バッテリは自己放電するため、海外輸送といった長期間の装置搬送では注意が必要です。ABZOセンサなら、位置情報の保持に期限はありません。
また、バッテリを海外に輸出する際の各種規制等も考慮する必要がありません。
*AZシリーズの基本機能について≫
(オリエンタルモータのWEBサイトへリンクします)
ラインアップ
システム構成
ロボットコントローラ
3ステップで、誰でもロボットマスター。
「初期設定」「動作プログラミング」「動作確認」の3ステップで、自作ロボットをかんたんに導入・制御できるロボットコントローラです。
AZシリーズ/AZシリーズ搭載 電動アクチュエータと接続することができます。