オリエンタルモーター NXシリーズ

【特徴】
・チューニングレス
・かんたん運転・かんたん操作
・半導体製造設備規格「SEMI F47」に対応
・オートチューニングでロータ慣性の50倍、マニュアルチューニングでロータ慣性の100倍
・ワークの共振をボリューム調整で解消できる共振制御
・トルク制限
・張力制御
・保護等級 IP65

     

特 徴

モータに回転検出器（エンコーダ）を搭載し、モータ軸の回転位置／回転速度をドライバにフィードバックしています。
ドライバは、コントローラからのパルス信号やアナログ電圧（位置指令／速度指令）とフィードバック信号（現在位置／速度）の誤差を演算し、
この誤差を0にするようモータ回転を制御します。ドライバ、モータ、エンコーダでクローズドループ制御方式を構築することで、
高精度な位置決め運転をおこなうことができるモータです。チューニングレスで、大慣性負荷やベルト機構でのスムーズな運転が可能です。
オートチューニングの場合、ロータ慣性の50倍まで運転が可能です。またマニュアルチューニングではロータ慣性の100倍まで運転が可能です。

■ACサーボモータの構造

ACサーボモータは、モータの反出力軸側に回転検出器（エンコーダ）を搭載してローターの位置と速度を検出することにより、高分解能、高応答な位置決め運転ができます。
エンコーダとは、モータの回転速度と位置を検出するためのセンサです。発光ダイオード（LED）からの光を、スリット円盤上の位置検出パターンを通して受光素子で読み取ります。
受光素子にはフォトトランジスタが数十個分集積されています。絶対位置検出用のパターンはエンコーダの回転角度に依存してすべて異なります。
エンコーダには、CPUを搭載してあり絶対位置検出用のパターンを分析します。この現在位置データをサーボドライバにシリアル通信で転送します。

サーボモータは小型・軽量ながらパワーを発揮します。

サーボモータは、負荷の状況に応じた電流制御をおこなっています。効率がよくモータ発熱が小さいため、定格トルク内で連続運転が可能です。
また、加減速時には、短時間運転領域を使用することで、大きなトルクを得られるため位置決め時間の短縮ができます。
低速域から高速域まで、フラットで安定したトルクを発生しますので、ロングストロークの位置決めを短時間でおこなえます。
検査装置などでは、低速でゆっくりワークを搬送し検査終了後は素早く高速で戻すなど、マシンサイクルの向上がはかれます。

2パルス入力方式、分解能 ：100～100000　P/R（出荷時設定1000）検出器：アブソリュートエンコーダ 1回転分 20bit、多回転分 16bit

張力制御モードについて
ロール状のフィルムや紙などを巻き取る場合、巻き始めと巻き終 わりでは材料の径が変わるため、径に合わせてトルクを変化させ一定の張力を保つ制御が必要です。

ラインアップ

PSギヤードタイプ ：高許容トルクと広い速度範囲 モータ出力トルクを最大限に活かせる高許容トルクギヤードモータです。新しい遊星歯車機構のPSギヤードモータはバックラッシは15arcmin以下。幅広い用途でお使いいただけます。 小型、軽量 コンパクトで軽量なギヤードモータです。
・バックラッシ 15arcmin以下 ・高速（低減速比）
・許容トルク／瞬時最大トルクが大きい
・センタシャフト
・減速比の種類　1/5、1/10、1/25

品名の見方

　

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