2相/5相ステッピングモーター用ドライバ CVDシリーズ
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ステッピングモータ駆動用DC電源入力のドライバです。
従来品に比べて出力電流を増加することで高トルク化を実現し、同時に発熱量低減を配慮した設計になっています。
業界最小クラスの省スペース化に貢献する小型・軽量ドライバで、設置方法に合わせた形状、コネクタの向きを選ぶことができます。
2相ステッピングモータ用(ユニポーラ)のモータとドライバはこちらからご覧ください»
種類と概要
■2相ステッピングモータ用(バイポーラ駆動)ドライバCVDシリーズ
■5相ステッピングモータ用ドライバCVDシリーズ
※2相ステッピングモータ用ドライバと5相ステッピングモータ用ドライバは共用ではありません。
基板実装型ドライバの2相ステッピングモーター用バイポーラ駆動ドライバ、5相ステッピングモーター用ドライバの
CVDシリーズ Sタイプもございます。 → こちらから
特徴
◆高トルク化
駆動回路の高効率化により高電流化が可能になったCVDシリーズのドライバと、モータ巻線設計の見直しをおこなったPKPシリーズとの組み合わせによって、高トルク化を実現しました。
◆低振動化
フルデジタル制御のフルタイムマイクロステップ駆動によって振動レベルを大幅に改善し、全速度域で低振動化を実現しました。
●全速度域で振動特性が大幅に改善 ●さらに低振動化
◆フルタイムマイクロステップによる低振動
CVDシリーズは、フルデジタル制御のドライバです。電流制御はデジタル化され、高性能CPUで演算処理されています。
各相に流れる電流は、従来の台形波状から正弦波状になり、全速度領域でのマイクロステップ駆動を可能にすることで、さらなる低振動化を実現しています。
品名の見方
2相・5相ステッピングモータ用バイポーラ駆動ドライバ
CVDシリーズ パルス列入力タイプ
2相ステッピングモータPKPシリーズ高トルクタイプ専用ドライバ
2相・5相ステッピングモータ用バイポーラ駆動ドライバ
CVDシリーズ RS-485通信タイプ
ドライバ仕様
CVDシリーズ パルス列入力タイプ(2相・5相ステッピングモータ用ドライバ共通)
●2相ステッピングモータPKPシリーズ高トルクタイプ専用のDC電源入力ドライバ CVD223D2B(R)-K
CVDシリーズ RS-485通信タイプ(2相・5相ステッピングモータ用ドライバ共通)
適用モータ一覧
2相ステッピングモータ用バイポーラ駆動ドライバ パルス列入力タイプ
ドライバ品名 | モータ 駆動電流 |
適用モータ | ||
取付プレート付 ライトアングル |
取付プレート付 | 取付プレートなし | ||
CVD205BR-K | CVD205B-K | CVD205-K | 0.5A/相 | PKP213D |
CVD206BR-K | CVD206B-K | CVD206-K | 0.6A/相 | PKP214D |
CVD215BR-K | CVD215B-K | CVD215-K | 1.5A/相 | PKP22□D、PKP23□D15、PKP262FD コンパクト電動シリンダDRシリーズ(PKPシリーズ搭載) |
CVD223BR-K | CVD223B-K | CVD223-K | 2.3A/相 | PKP23□D23 |
CVD223FBR-K | CVD223FB-K | CVD223F-K | 2.3A/相 | PKP24□■D |
CVD223F2BR-K | CVD223F2B-K | − | 2.3A/相 | PKP244PD23A2 |
CVD228BR-K | CVD228B-K | CVD228-K | 2.8A/相 | PKP25□D、PKP26□D14、PKP26□■D28 |
CVD242BR-K | CVD242B-K | − | 4.2A/相 | PKP26□D42 |
CVD245BR-K | CVD245B-K | − | 4.5A/相 | PKP29□D |
・適用モータの□には、モータケース長さを表す数字が入ります。
・高分解能タイプの場合、適用モータの■には、モータ種類を表すM(高分解能タイプ)が入ります。
・適用モータは、ドライバとの組み合わせが可能かを識別できる文字を記載しています。エンコーダ付またはギヤードタイプとの組み合わせも可能です。
ご注意:ドライバの設定電流は、必ずモータの定格電流以下に設定してください。モータの定格電流を超えると製品が破損する原因になります。
2相ステッピングモータ用バイポーラ駆動ドライバ RS-485通信タイプ
ドライバ品名 | モータ駆動電流 | 入力電流A | 適用モータ | |
取付プレート付 ライトアングル |
取付プレート付 | |||
CVD2BR-KR | CVD2B-KR | 0.5A/相 | 0.5 | PKP213D05■ |
0.6A/相 | 0.5 | PKP214D06■ | ||
0.85A/相 | 0.8 | PKP24□D08■2 | ||
1.4A/相 | 1.3 | PKP26□D14■ 2 | ||
1.5A/相 | 1.9 | PKP22□D15■、PKP22□D15■2 PKP23□D15■、PKP262FD15A |
||
1.4 | PKP24□D15■2、PKP24□MD15■2 | |||
2.3A/相 | 2 | PKP23□D23■、PKP24□D23■2 注)PKP244PD23A2には使用できません |
||
2.8A/相 | 3 | PKP25□D28■A2、PKP26□D28■2、PKP26□MD28■2 |
・適用モータの□には、モータケース長さを表す数字が入ります。
・適用モータの■には、形状を表すA(片軸シャフト)またはB(両軸シャフト)が入ります。
・適用モータは、ドライバとの組み合わせが可能かを識別できる文字を記載しています。エンコーダ付またはギヤードタイプとの組み合わせも可能です。
ご注意:ドライバの設定電流は、必ずモータの定格電流以下に設定してください。モータの定格電流を超えると製品が破損する原因になります。
5相ステッピングモータ用ドライバ パルス列入力タイプ
ドライバ品名 | モータ 駆動電流 |
適用モータ | ||
取付プレート付 ライトアングル |
取付プレート付 | 取付プレートなし | ||
CVD503BR-K | CVD503B-K | CVD503-K | 0.35A/相 | PK513、PK52□ |
CVD507BR-K | CVD507B-K | CVD507-K | 0.75A/相 | PK52□H、PK54□ |
CVD512BR-K | CVD512B-K | CVD512-K | 1.2A/相 | PKP52□ |
CVD514BR-K | CVD514B-K | CVD514-K | 1.4A/相 | PK56□ |
CVD518BR-K | CVD518B-K | CVD518-K | 1.8A/相 | PKP54□ |
CVD524BR-K | CVD524B-K | CVD524-K | 2.4A/相 | PKP56□FN24、PKP56□FMN |
CVD528BR-K | CVD528B-K | − | 2.8A/相 | PKP56□N28、PK56□H、PK59□H |
CVD538BR-K | CVD538B-K | − | 3.8A/相 | PKP56□FN38 |
・適用モータの□には、モータケース長さを表す数字が入ります。
・適用モータは、ドライバとの組み合わせが可能かを識別できる文字を記載しています。エンコーダ付またはギヤードタイプとの組み合わせも可能です。
ご注意:ドライバの設定電流は、必ずモータの定格電流以下に設定してください。モータの定格電流を超えると製品が破損する原因になります。
5相ステッピングモータ用ドライバ RS-485通信タイプ
ドライバ品名 | モータ駆動電流 | 入力電流A | 適用モータ | |
取付プレート付 ライトアングル |
取付プレート付 | |||
CVD5BR-KR | CVD5B-KR | 0.35A/相 | 0.6 | PK513、PK52□P |
0.75A/相 | 1.4 | PK52□H、PK54□ | ||
1.2A/相 | 1.7 | PKP52□ | ||
1.4A/相 | 1.8 | PK56□ | ||
1.8A/相 | 2.8 | PKP54□N18■2、PKP54□MN | ||
2.8A/相 | 3.0 | PKP56□FN24■2、PKP56□FMN |
・適用モータの□には、モータケース長さを表す数字が入ります。
・適用モータの■には、形状を表すA(片軸シャフト)またはB(両軸シャフト)が入ります。
・適用モータは、ドライバとの組み合わせが可能かを識別できる文字を記載しています。エンコーダ付またはギヤードタイプとの組み合わせも可能です。
ご注意:ドライバの設定電流は、必ずモータの定格電流以下に設定してください。モータの定格電流を超えると製品が破損する原因になります。
回路製品カバー
ドライバを保護するカバーです。取付プレート付ライトアングルのドライバにお使いいただけます。
カバー品名:PADC-CVD2