No.11 5メーカー29品目の徹底比較! 電動プレスの仕様からシステム構築についてご紹介!
市場の傾向として、油圧式プレスを電動プレスに置き換える流れにあります。
設備の省メンテナンスはもちろん、電動プレスは、停止中に電力を消費しないため、油圧式に比べ大幅な省エネに貢献します。
オリムベクスタでは、推力最大200kN、ストローク最大1500mmと豊富な”押す”・”引く”用途に活用いただける電動シリンダ・プレスをご用意しております。
推力、ストローク、精度、サイズから最適な製品をお選びいただけます!
また、省人化=自動化の流れから、プレス終了後にトレーサビリティを求められることがあります。ロードセルで荷重を測定し良否判定、測定記録を保存するなど、上位PLCからモーションコントローラまでのシステム構築が必要になることはありませんか?
タッチパネルとロードセルだけでシステムが構築できる、プレスコントローラをご紹介させていただきます。
電動プレス・シリンダ ラインアップ (写真をクリックすると詳細ページへリンクします)
ストロークと推力から比較
サイズ別に推力、ストロークから比較していただけます。横軸推力、縦軸ストロークの両対数グラフになっています。
一番小型な①DRシリーズ は推力 15N、ストローク 25mm、大型は㉙JP-S20Tシリーズで推力 200kN、ストローク400mmになります。
シリンダのサイズ、精度については、以下の表からご確認ください。
|
|
外部機器を接続し、荷重のモニタリングが可能です
プレスコントローラでモニタ
-
上位PLCやモーションコントローラを使わずに、プレスコントローラ1台のみで、
モータの駆動・測定・判定・監視・記録 のすべてを自由に構築することができる商品です。
このプレスコントローラはタッチパネルにパルス列方式でモータを制御する位置決めコントローラが
内蔵されています。
本体は、ロードセルの入力とドライバからのフィードバック信号を取り込んで測定波形を表示
します。
タッチパネルに設定波形を入力すると、測定波形と比較して良否の判定を行うことができます。
測定結果はSDカードに記録され、上位ホストにアップロードすることができます。 -
タッチパネルでモータの運転パターンを入力します。最大256通りの入力が可能です。
1サイクルの動きで最大100通りの運転パターンを連結して使用することができます。■動作例
スタート信号入力で圧入部品に近づき、予備圧入の開始と同時に測定波形の判定を行い部品の変形、割れを監視します。良品の場合そのまま圧入を行いという
プログラム例です。代表的な運転プログラムが本体に保存されていますので、数値を入力するだけでプログラムの作成ができます。
1サイクルの動作中、最大5回の良否判定を設定することができます。 良否判定は可能な測定内容としては、
①ピーク時の値、②最小トルク値、③ピーク・ボトム値、④平均値、⑤最小・最大値、⑥変曲点、⑦終点、⑧任意設定値から選べます。■アプリケーション例
食品・医薬品・化粧品業界をはじめとする省人化に向けて、圧入工程で必要な推力が出せる電動スライダをお選びください。
品質のリライアビリティーを保証するためにもプレスコントローラを使った加圧システム構成をご検討ください。